■ ID | 987 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 無機系廃棄物の混合埋立からの初期におけるガスの発生挙動について |
■ 著者 | 山田正人
(独)国立環境研究所 遠藤和人 (独)国立環境研究所 朝倉宏 (独)国立環境研究所 阿部誠 (独)国立環境研究所 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 渡辺洋一 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 小野芳朗 岡山大学大学院 |
■ 出版元 | (社)全国都市清掃会議 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第29回全国都市清掃研究・事例発表会、平成20年2月1日 |
■ 抄録・要旨 | 最終処分場における廃棄物の安定化の状態を評価するためには、埋立地ガスの時系列調査は有効である。しかし、近年の日本における埋立廃棄物は、焼却灰等の生分解性有機物含有量が小さい傾向にあり、そのような場合のガス発生挙動に関する知見は限られている。
本研究では、焼却灰と廃プラスチック破砕物、コンポスト等を混合埋立した野外の大型ライシメーターから発生する埋立地ガスの組成及び量について埋立開始後776日目まで調査した。その結果、水素濃度が高い期間は埋立開始から約1年間であった。また、有機物含有量の大小に関わらず、有機物の微生物分解過程は、好気性分解期から嫌気性酸生成期を経て、メタン生成発達期に約2年で至っていた。なお、二酸化炭素濃度は無機系廃棄物に含まれるアルカリ成分により、本来のバイオガス組成と大きく異なることが示唆された。 |
■ キーワード | *埋立地, 廃棄物処分施設, ライシメータ, *メタンガス, 土壌物質動態, 微生物分解, 混合廃棄物 |
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